2024年1月19日

TRN Conchふんわりレビュー

前回のイヤホンはじめました記事で予告?した通り、TRN Conchを買いました。TRN Conchは、5000円未満で1万円の製品と同等なのではないかと話題の製品です。

前回のイヤホンはじめました記事

TRN Conch 本体

Amazonで、TRN直営店もしくはLINSOUL (代理店)で購入できます。

上がTRN直営店、下がLINSOULの出品

私が購入した時点ではTRN直営店版は3950円でしたが、値上げして4550円になっていますね。安い方を選ぶのは当然として、Amazon発送のものを選ぶのが良いです。Amazon発送でない場合はどちらも中国発送になってしまい、時間がかかる上にトラブルが発生する確率も上がります。

箱裏

内箱を抜きました

開けました

分解 上の袋の中はイヤーピースです

ケースがあります

ケースを開けると…白かった

ケースの中は袋でぎっしりです

内容物を並べました

本体再掲

ケーブルに本体と4.4mmバランス端子をつけました

TRN-Redchainが付属しています。
TRIPOWIN Zonieも持っているため音質を比較してみましたが、違いは全くわかりませんでした。

TRN-Redchainは編み込み線数が少ないため、触るとゴツゴツしています。個人的にはTRIPOWIN Zonieを使いたいと感じました。

ノズル(フィルタ違い)は、初期装備の「Reference(黒)」に加え、「Translucent(青)」「Atmospheric Immersion(赤)」の3種類のノズル(フィルタ)が付属しています。

イヤーピースは、初期装備の「TRN T-Ear Tips」と「バランス型(黒)」がそれぞれS/M/Lサイズ、フォームタイプのMサイズの7セットが付属しています。

どちらの変更も多少味付けは変わりますが、そこまで大きく変わるわけではありません(フォームタイプイヤーチップは試していません)。

アルミケース

アルミケースが付属していますが、とても開けにくいです。

金属シェルとなっています。デザインは個人的には好みです。ただ、表面にいくつか小さな凹みがありました。

全体的に情報量は多くて良い感じです。低音域は少し物足りないと感じます。

Sennheiser IE 100 PROと比べると低音域が弱い感じです。IE 100 PROは元々ドンシャリなのでなんとも比較できませんが、中音域がしっかりバランスよく聞けるためTRN Conchの方が好みです。情報量の差はドンシャリとバランス型では比較しづらいためよくわかりませんでした。
NICEHCK DB1に似たバランスかと思いますが、それよりも情報量はとても多いです。 Kiwi Ears Dolceより1000円高い価格ですが、明らかにConchの方が情報量が多くなっています。

スペック比較表

前回の表に付け足しただけですが、スペックを見てみましょう。インピーダンスが30Ωと大きくなっています。

IE 100 PRODolceZSTXDB1Conch
タイプIEMIEMIEMIEMIEM
DD1x10mm1x10mm1x10mm1x10mm1x10mm
BA--1x30095--
インピーダンス20Ω16Ω±10%12Ω16Ω30Ω
帯域Hz20〜18k20〜20k20〜40k20〜20k20~20k
感度 /mW115dB102±3dB107dB106dB114dB
コネクタPentaconn Ear 異形qdc (0.78mm 2pin)KZ Type B (0.75mm 2pin)TFZ (2pin 0.75mm)qdc (0.78mm 2pin)
シェル樹脂樹脂樹脂樹脂金属
ノズル樹脂樹脂樹脂金属金属

本当によくわからなくなってきました。他に色々と手を出すとさらにわからなくなることは必至でしょう。TRN ConchをEQで調整して使うことにします。

しかし、一度情報量の多いイヤホンを使うと情報量の少ないものには戻れなくなってしまいますね。やはりイヤホンには手を出すべきではありませんでした。